私がハッピーメールで出会った千尋という女性は、人妻で経産婦のくせに、大変に性欲の強い女だった。
今日はその一部始終を話そうと思う。
千尋は大阪府の某所に住む35歳の専業主婦だった。
6歳になる子供がいて、出産してから夫と性交渉がなくなったらしい。
私の名前は清ということにしておく。
やはり大阪在住のサラリーマンで、既婚。年齢は50近い。
千尋と私の年齢差は一回り以上になるのだが、千尋は最初から、かなり上の年齢の男に的を絞って相手を探していた。
理由は、自分は美人ではないし、出産してから体型も崩れ、同世代や若い男に見せられる容姿ではないということと、ある程度年齢が上の男なら割り切った付き合いが出来て、ややこしい事にもならないだろうという思惑があったからだという。
とにかく私は千尋のお眼鏡にかない、お互いの地元から遠く離れた茨木市で会うことになった。
私は車を出し、茨木市駅まで千尋を迎えに行った。
家内には何も言わずに家を出てきたが、どうせ私のことなど気にしてないだろう。
下手したら出かけた事に気づきすらしないかも知れない。
千尋は、確かに美人と言えるタイプではなかったが、醜いという事もない。
よく言えば愛嬌のある顔で、体は本人の言うようにふっくらと丸みを帯びている。
化粧は薄く服装も地味で、男が食いつくような感じではなかったが、張りも艶も失った自分の妻とは比べようもない。
私には十分だった。
駅近くの季ごころ廣という小料理屋で昼を食べた。
千尋はとにかく緊張していて、最初のうちはあまり箸も進まなかった。
適当に選んだ店だったが、思いのほか料理の質が良く、あれが美味しいコレが美味いと話しているうちに、だんだん和やかな雰囲気になっていった。
「見ての通りくたびれた中年オヤジですから、気兼ねせずになんでも言ってくださいね」
「そんな、とんでもない。ありがとうございます」
千尋はようやく笑顔を見せた。やはりどんな女でも笑うと可愛く見える。
ランチタイムを終えて、私達は水尾公園という小さな公園を散歩した。
「千尋さんは、ハッピーメールで知り合った男性と直接会うのは初めてなんですか?」
「ええ、何度か会う直前までいったことはあるんですけど、やっぱり勇気が出なくて」
「でもその…千尋さんがサイトに載せていた日記を見る限りでは、すごく積極的な人に見えましたが」
そう、千尋はハッピーメールの日記に、自分はとてつもなく性欲が強くて、とにかく男とヤりたいというような事をつらつらと書き連ねていたのだ。
私が名乗りを上げたのは、その日記を見たからだった。
「文章だと言いたい事が言えるっていうか…。面と向かって日記に書いてあるような事を言って、引かれてしまうとイヤですし…」
自らの日記の内容を思い出したのか、顔を真っ赤にしてしどろもどろになってしまった。
「私は引いたりしませんし、むしろ性欲の強い女性が好きなんです。もっとオープンになって、一晩限りの関係を割り切って楽しみましょう」
「そ、そうですね」
千尋は心なしか目を輝かせて、私の言い分に短く賛同した。
”性欲の強い女性が好き”という言葉に心を動かされたような感じだった。
それから、茨木神社や総持寺を見物した。
35歳の女性が見て面白いものかどうかわからなかったけれど、千尋はそれなりに楽しそうだった。
子供がいるとこういう場所にはゆっくり来られないので、新鮮なんだそうだ。
一緒にいるうちに、私に対してだんだんと打ち解けてきたように思う。
人気のない境内を見て周りながら、赤裸々な話もし始めた。
「私、普通の人より性欲が強いみたいで…。子供の頃から興味津々だったんです」
「子供の頃というと、何歳くらいですか?」
「たぶん、保育園くらいです」
「それはまた、随分早いですね」
「父が古い日本の映画が好きで、家にDVDがたくさんあったんです。その…中には結構ハードに男女が絡み合っているシーンがあるものもあるんですけど、そういうのをこっそり観始めたのがきっかけだったと思います」
「なるほど、確かにかなり大人の濡れ場が繰り広げられる映画もありますね。じゃあ初めてオナニーしたのも早かったのかな?」
「小学校一年か二年生の時です。見よう見まねで自分の体を触っていたら、ここをこう触ると気持ちがいいって気づいてしまって…それ以来、夢中になると止まらなくなっちゃうんです」
神社仏閣でするような話ではなかったが、逆に神聖な場所であることが興奮材料になっていた。
大門寺や椿の本陣なども見て回った後、松ヶ本のイオン茨木に併設された映画館で映画を観た。
人はまばらで、私達が座った列には他に誰もいなかった。
暗いのをいいことに、私は上映中千尋の体を好き放題まさぐった。
千尋もある程度予想していたようで、私が手を触れても驚くどころか、逆に自分からも擦り寄ってきた。
たっぷりとボリュームのある胸を揉みしだき、むっちりとした太ももを撫で回す。
そうしている間ずっと、千尋の手が私の股間の上をせわしなく往復していた。
映画館で少し悪戯したら千尋の性欲に火がついてしまったらしく、すぐにホテルに行きたいと言い出した。
私はじらす意味も含めてそれを制し、火照りを沈めるために、近くにあった岩倉公園に連れて行った。
「ダメですよ千尋さん、焦っては。今日はデートも楽しまないと。せめて夕飯を食べてからにしましょう」
「そ、そうですね。すみません」
「謝らなくてもいいですよ。触られて興奮してしまったのかな?」
「は、はい…。アソコがじんじんじちゃいました」
「はは、夜が楽しみですね。それじゃあそろそろご飯に行きましょうか」
私達は、ごきげんキッチンという創作料理の店で夕飯にした。
ここもなかなか美味しい店だったが、千尋はセックスのことで頭が一杯らしく、どこか上の空だった。
失礼な話、食べるのが嫌いなタイプには見えないが、食欲を凌駕するほどに性欲が強いということらしい。
病気のことはよくわからないが、もしも千尋が精神科に行ったらセックス依存症と診断されるんじゃないだろうか。
食事を早々に終えて、千尋の念願タイムがやってきた。
安威川沿いにあるホテルスイングにチェックインして申し訳程度にシャワーを浴びると、千尋は肉を目の前にした獣のように私のチ〇ポにむしゃぶりついてきた。
「んっ、んっ、んぶぅっ、んんっ」
全裸になった千尋は四つんばいで巨大な尻を突き出して、必死にフェラチオしていた。
「夢中でしゃぶってますねえ。そんなにチ〇ポが欲しかったんですか?」
「んう、んんあっあえう」
「はは、何を言ってるかわからないなあ。そうだ、私の質問にイエスなら尻を縦に、ノーなら左右に振ってください。いいですか?」
「んっんっ」
肉厚の尻が上下にゆっさゆっさと揺れる。
なかなかいい眺めだった。
「千尋さんはアナルファックをしたことはありますか?」
左右にブルブル。
「では、オナニーでアナルをいじったことは?」
上下にゆさゆさ。
「その時は気持ちよかったですか?」
少し間があってから、上下にゆさゆさ。
「バイブやローターは持っていますか?」
上下にゆさゆさ。
「その数は一本?」
左右にぶるぶる。
「二本?」
ぶるぶる。
「三本?」「四本?」「五本?」
ここでやっと、上下にゆさゆさ。
「五本も持っているんですか、すごいなぁ。お子さんに見つかったら大変だ。ところで千尋さん、そろそろ入れてほしいですか?」
ゆさゆさというより、ぶんっ!ぶんっ!とデカ尻が振られた。
千尋は挿入しただけで狂ったような悲鳴をあげて、失神する勢いでもだえまくった。
「いいいいいいィィ!!ア゛、ア゛ッ、ア゛ア゛ア゛ァ゛ァ゛ァ゛!!」
一体どれほど男に飢えていたのだろう。
確かに出産太りでムッチリしているし、乳首も経産婦特有のくすんだ色をしているが、まだ十分女として性欲をかきたてる体つきをしている。
私が旦那なら、体力さえあれば毎晩でも抱くのに。
千尋は久しぶりのセックスに乱れに乱れ、私はねだられるまま3ラウンドをこなした。
金玉がからっぽになるまで出し尽くした。
その日のデートが終わって以降、千尋とは会っていない。
連絡は一応取っていて、清さんとの激しいセックスが忘れられない、なんて扇情的な文章を送ってきたりもする。
「また会いたい」と、「今度はひらかたパークや大阪国際空港を見に行きたい」なんて事も言われた。
私もまた千尋に会いたいと思う反面、6歳の愛娘のためにはもう会わない方がいいんだろうとも思う。
しかし、仮に私が会わなかったとしても、あの性欲の強さではそのうち違う男とセックスするために会ってしまうのではないだろうか。
おかしな男につかまったら、危険な目にあうかも知れない。
それならばいっそ、アンパイである私が千尋のセックスフレンドになった方がいいのではないか。
理性ではいけないと思いつつも、千尋の肉感的な体を忘れられない私はそんな思考に乱される。