ジュエルライブ マダムライブ

ハッピーメールで出会った麻美さんは、26歳のゴルフ大好き女子だ。
都会ではどうか知らないけど、秋田みたいな田舎でゴルフを好む女性は割と珍しい。
社会人になってから3年。僕もゴルフが趣味になりつつあるので、気の合う女性に出会えたのはラッキーだった。

hapime

僕は正直、出会い系サイトなんて、お金目的だったりセックス目的だったりの怖い世界だと思ってた。
じゃあなんで始めたかっていうと、僕の2歳年下の妹が家に連れてきた彼氏との馴れ初めが、ハッピーメールだと聞いたからだ。

妹は勤勉で真面目な優等生。
連れてきた彼氏も控え目で優しそうな好青年。
出会いのきっかけ以外、相手に不満はないものの、『出会い系サイト=いかがわしい』みたいなイメージを払拭しきれなかった両親から、
「孝信、お前、試しに登録してどんなところか見てみてくれ」
と指令が下されたのだった。

ハッピーメールにプロフやら掲示板やら掲げてる人たちは、実に多種多様で、『即パコOK別2』から、『宮部みゆきの作品について語り合える方募集』など、健全な目的を持つ人も、そうでない人も沢山いた。(両親には良い部分だけをかいつまんで説明した。)

そんな中、麻美さんはハッピー日記にゴルフの事や日常のことなんかを書き込んでて、掲示板ではゴルフ仲間を募集してた。
そんなこんなで、僕はハッピーメールでゴルフ仲間を作ることが出来たのだった。

麻美さんと親しくなってからは、主にゴルフを介した健全な付き合いが続いていた。
麻美さんはさっぱりした美人顔で、女性アナウンサーとかにいそうな感じの人だ。
性格も上品で大人しめで、僕はそんな麻美さんに密かに恋心を抱いていた。
だいぶ後になって実はバツイチだと聞かされたけど、そんなことはどうでも良かった。

akita

あの日も、僕は秋田カントリー倶楽部で麻美さんとホールを回っていた。
麻美さんを連れていると、周囲の男達がチラチラと視線を送ってくるので、僕は内心鼻が高い。
昼前には回り終えて、ランチはちょっと豪華に、秋田ビューホテルにある空桜というビュッフェレストランへ行った。
早朝ゴルフについてあーだこーだと語った後、茨島にあるスーパースポーツゼビオに付き合ってくれないかと言われ、僕は二つ返事でOKした。

麻美さんは「ちょっと試着してもいいかな?」と僕に断って、試着室に入っていった。
カーテンの向こうから衣擦れの音がする。
麻美さんがすぐ近くで着替えていると思うとどうにも落ち着かなかったので、僕は特に用もなくスマホをいじったりしていた。
しばらくして、シャッとカーテンの開く音がする。
僕が振り返ると、そこには…
「どうかな?変?」
白いミニスカートから、すらりとした脚線美をのぞかせた麻美さんが立っていた。
「いや、いいです!いいと思います!買いです!!」
僕は無駄に力説し、麻美さんはくすくす笑いながら再び試着室に戻っていった。

麻美さんは普段あまり露出をしない。
ゴルフの時はパンツルックだし、キュロットを履いても下にレギンスを着けてる。
あんな格好でゴルフ場へ行ったらさぞかし視線が集まることだろう。
いや、それより何より僕が嬉しい。

会計を済ませて外に出る。
「この後どうします?どっか行きますか?」
麻美さんに尋ねると、まさかの返事が返ってきた。
「孝信くん、今から泳ぎに行かない?」
「泳ぎ!?」
「ほらあの、大平山のスキー場のとこにクアドームってあるじゃない。あそこ行きたいんだけど、ダメ?」
ビックリして即答できなかっただけで、麻美さんの水着が見られるのにダメなんて言うわけがない。
僕は車を走らせて、それぞれの家で水着の準備をすると、クアドーム ザ・ブーンへ向かった。

プール内の更衣室の出入り口で待つこと5分、女性用更衣室の奥から麻美さんが姿を現した。
「……!!」
まさかの黒ビキニ!!
しかも、こう、なんていうか、おっぱいとおっぱいの間にY字のストラップが通っていて、なんかとてつもなくエロい!
( ▲ )Y( ▲ )←図にするとこんな感じなんだけど、多分伝わらないよね、ごめん。
しかもしかも、ビキニのボトムはサイドが紐になってるやつ!!
胸は豊満だし腰はくびれてるし、脚はスラッと長くて、改めてすばらしいスタイルの持ち主だと気づいた。
あんまりジロジロ見ると嫌がられそうだったので、僕はなるべく体に視線を向けないように気をつけながら、流れるプールを浮遊したりして遊んだ。
水泳っていうのは、特にガッツリ泳がなくても、思いのほか体力を消耗する。
「疲れた体には甘味だよね」
という麻美さんの主張により、僕らは御所野総合公園のあたりにある、ワールボンボンというケーキ屋さんに行った。
僕はモンブランを、麻美さんは苺が満載のショートケーキを頼んだ。

「孝信くん、こっちも一口食べてみない?」
そう言われて顔をあげると、麻美さんがフォークに一口分のショートケーキを載せて、僕の方に突き出していた。
こ、これはもしや”あーん”というやつか!?
僕は戸惑いながらも、初めてフェラチオする生娘みたいにおずおずと口を開けた。
「どう?美味しい?」
「はい、美味いです」
幸せすぎて味なんかよくわからなかったけど、僕はそう言った。
「そっちも一口ちょうだい」
「え!?あ、はい」
どうしよう…僕も”あーん”てした方がいいのかな。いや、それはさすがに恥ずかしいし、嫌がられるかも…いやでも…。
物凄く迷った挙句、僕は自分が食べてない側を向けて、皿ごと差し出した。
麻美さんは「ありがとう」と、モンブランを小さく切り分けた。
なんだか今日は妙にドキドキするシチュエーションが多いなと、この時僕は思った。

甘いもので疲れを癒してから、秋田ゴルフガーデンで打ちっぱなしの練習をした。
更衣室から出てきた麻美さんは、さっきゼビオで購入した薄ピンクのシャツと、白いミニスカートを着ていた。
長い脚がまぶしい。
麻美さんがスイングするたびに太ももがチラチラ見えるので、僕は全然集中できなかった。

打ちっぱなしの後、土崎駅そばのセリオン内にある室内公園をぶらついて、セリオンキッチンでご飯を食べた後、5階の展望室から秋田市の夜景を眺めた。

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麻美さんがカップルベンチに座ろう座ろうと言うので、近い距離に緊張しつつも腰掛ける。
「今日も付き合ってくれてありがとね。孝信くんといるとホント楽しい」
間近でそんなことを言われると、なんだか顔を直視できない。
僕は夜景に視線を逃がして、「いやそんな、僕の方こそ」みたいな事を言った。

これはもしかして脈アリなんだろうか、なんて思ってしまう。
そりゃ嫌われてはいないと思うけど、いかんせん麻美さんは美人なので、僕のことをゴルフ友達以上に思うことなんてあり得ないと思ってた。

今度は”デート”をしませんか、とか誘ってみてもいいのかな…なんて考えながら隣に視線をやると、麻美さんが俯いていた。
ちょっと下を向いてるとかそんなレベルじゃなくて、泥酔して意識を失くした人ばりに、がっくりとうな垂れている。
「あ、麻美さん!?どうしたんですか?具合悪いですか?」
顔を覗き込もうとすると、麻美さんの目の辺りからぽたっと雫が落ちた。
泣いてる!?なんで!?僕、なんかマズイこと言った!?
僕は大げさではなく、人生で一番といっていいほどに慌てた。
「麻美さん…、えっと、僕、何かイヤな事言っちゃいました?」
おろおろと尋ねると、麻美さんは俯いたまま小さな声で答えた。
「違うの…。ごめんね。あのね、私、今日…」

麻美さんの口から涙声で語られたのは、次のようなことだった。
麻美さんはだいぶ前から僕に好意を持ってくれていて、でも自分から告白するというのは中々出来なかった。
自分は年上だし、バツイチだし、僕にフられてこの関係が終わってしまうのが怖かったんだと言った。

そんな事を友達に相談したら、『いつもと違うアダルトな魅力を見せ付ければ男の方から告白してくるよ!』とか何とか言われたらしい。
どうりで今日はなんだか露出は高いし、妙に積極的だし、変な行動が多かったわけだ。
「でも…、結局告白される気配もないし、孝信くんは逆によそよそしくなっちゃうし…。そもそも自分で言わなきゃいけないことを相手に言わせようとして、変に色気を出したりして…。私って最低だなって思ったら、涙が出てきちゃった」
麻美さんは最後にそう言って、悲しそうに笑った。

それから小一時間後。
僕らは秋田駅から程近いHAYANというホテルにいた。

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話の展開がぐちゃぐちゃで申し訳ないけど、麻美さんの打ち明け話を聞いた後、僕が男気を振り絞って、
「僕はずっと前から麻美さんの事が好きでした」
とか、
「今日よそよそしかったのは、そうでもしないと麻美さんの体を凝視しちゃいそうで…」
とか力説してるところをツラツラと書いても仕方ないと思うのだ。

とにかく、僕は麻美さんに惹かれてるし、今日はシッカリバッチリ悩殺されました!と言ったら、麻美さんが、
「ホント?…じゃあ、証拠を見せてくれる?」
と涙目で訴えてきたために、こうなった。
いや、勿論僕が望んだことでもあるけど。

お互いにシャワーを済ませると、明かりを落とした室内で、麻美さんのバスローブを脱がせた。
昼間水着で隠れていた部分が、全部さらけ出される。
僕の視線に耐えられなくなったのか、麻美さんは胸とアソコを手で隠した。
「隠しちゃダメですよ。せっかく綺麗なんだから」
「恥ずかしいから…孝信くんも脱いで」
言われて、僕は自分も全裸になって麻美さんをベッドに組み敷いた。

何度も何度も口付けて、舌を絡める。
右手でおっぱいに触ると、すごい弾力が跳ね返ってきた。
コリコリに硬くなった乳首が手のひらをくすぐる。
ピンク色の乳首を口に含んでレロレロ舐めまわしたら、麻美さんは「あっ、あっ」と小さく喘ぎ声をあげた。

下の方は既にぐっちょり濡れていた。
指の腹でクリトリスをいじると、麻美さんは僕にぎゅーっとしがみついてきた。
「ひうぅんっ、そこはダメぇ…」
「麻美さん、ココが気持ちいいんですか?」
「あっ、あんっ、お願い…孝信くんの、早く欲しいっ」
麻美さんにそんなふうにおねだりされて、僕の理性は吹っ飛んでしまった。
トロトロになった入り口に亀頭をあてがい、一気に奥まで挿入する。
「あーっ!!」
麻美さんは背中をのけぞらせて悲鳴をあげた。
激しい挿入で軽くイってしまったのか、お〇んこの中がきゅんきゅんしている。
ヒダヒダが巻きついてくる快感を味わいながら、僕は一心不乱に腰を振った。
最後はきつく抱き合いながら、麻美さんの中に大量の白濁液を放った。

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それ以降も麻美さんとの付き合いは順調に続き、僕は先週末初めて、両親に麻美さんを紹介した。
どこで知り合ったのかという質問に、妹と同じハッピーメールだと答える。
僕の偽報告で出会い系サイトへの疑念を持たなくなった両親は、
「あら、あんた達もかね」
なんて笑っていた。
ハッピーメールに登録している人の半数は、お金や肉体目的だとは言いにくくなってしまったけど、まあ、いいか。

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