ジュエルライブ マダムライブ

岐阜市。
岐阜の県庁所在地。
以上。

いや冗談じゃなくて、岐阜ってマジでこんな街。
何もない。
人口も少ない。
よって可愛い子も少ない。

社会人になって7年。
この何もねー街で宅配業やってるけど、毎日毎日全くときめきがない。
25歳でそんな事言ってたら年取ってからどーすんだって思うけど、本当のことだから仕方がない。

俺は仕事柄色んなお宅を回るわけだけど、色んな家の嫁さん見て、その嫁さんにそっくりなブサい娘見て、田舎の街にはイイ女っていないのかなーとか思ってしまうわけだ。
これが自分の嫁だったら何の楽しみもねーなー…って思うような奥様ばっかなのよね。

そんな環境下にずっといたせいか、俺はいつしか、『多少性格に難アリでもいいから、見た目のいい女と結婚する!』っていう強い信念(?)を持つようになってた。

もうね、地元には何の期待もしてなくて、可愛い子と知り合いになれるなら、ちょっとくらい遠くでも馳せ参じます!って感じだったのね。
ほんで、PCMAXっつー出会い系サイトできゃわわな女子を探してみたわけで。

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…まあ、前いた会社の先輩(既婚者)が、PCMAXですげーセクシーなおねぃさんとセフレになったのを、わざわざLINEで自慢してきたからっつーのもあるんだけど。

セフレはぶっちゃけうらやましかったけど、俺が求めるのは純粋なる出会い…!
アダルト掲示板の誘惑を振り切り、『ピュア掲示板』『写真掲示板』『一発検索』と、PCMAXの持つあらゆる機能を駆使して将来の美人妻を探した。

そうやって俺のアンテナに引っかかったのが、優香だった。
写メで見る限りは、めちゃくちゃ可愛い。
握手会で斬りつけられた某アイドルに似てる。
22歳のペットトリマー。
そして岐阜市在住!!

”幸せは遠くを探さなくてもいい”っていうのは本当なんだと、この時俺は思った。
つっても、優香が写真どーりに可愛いかどうかはまだわからんかったが。

優香は長良川球場のあたりに住んでるらしい。
俺のアパートは岐阜中央病院付近。
優香に名鉄岐阜駅まで出てきてもらって、俺が迎えに行くことになった。

果たして実物の優香は…!?
俺はどきどきしながら、ポポロ広場のドトールコーヒーで待っていた。

しばらくすると、
「洋一くんですか?」
と、スマホをいじってた俺に声をかける人が…
(きたあああああああああああ!!)
俺が顔を上げると、そこには…

(可愛いいいいいいいいいいいい!!
いや、ゴメン、正直に言わしてもらうけど、あの写メは盛りすぎだろ!!
でも君は普通に可愛い!!
そのままでも十分可愛い!!
岐阜にもこんな子がいたのか!!)

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ってくらい、可愛い子がいた。
これは大当たりだ。
俺のテンションは一気にマックスになった。

初対面のぎこちない会話を一通り済ませて、俺は優香を車に乗せた。
本当なら遠出したかったけど、優香が最初のデートは地元がいいって言うので、今日は岐阜めぐりデートをする。
まあ、出会い系で知り合った男との初対面だもんな。
地元のほうが安心できるんだろう。

まずは金華山ロープウェイに乗った。

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さすがに二人きりにはなれなかったけど、それなりに空いてた。
高度が高くなるにつれて、優香がはしゃぎだした。
「うわー、久しぶりに乗ったけど、思ってたより高い!ヤバい!」

可愛い子は何をやっても可愛いっていうけど、あれは本当だと思った。
いや、まあ可愛い子がはしゃいでるんだから可愛くて当たり前なんだけど。
自分に笑顔を向けてくれて、同じ空気を吸ってるだけで、なんか満たされる。

金華山の山頂に『リス村』っていう、リスのテーマパークみたいなものがあるんだけど、俺たちはそこでしばらくリスと戯れた。
ちっちぇーリスが手からエサを食べてくれるんで、なかなか癒される。
「シマリスがメジャーだけど、タイワンリスも可愛いよね」
優香はそんなことを言ってた。
さすがトリマー。
俺にはシマリスもエゾリスも違いがわからん。

ポンシェルっていう展望レストランがあるんで、そこで飲み物休憩。
優香はレモンスカッシュを飲んでた。
レモンスカッシュだって…くっそ、注文まで可愛いじゃねえか。

金華山を下ってから、俺たちは川原町界隈に行った。

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こういう古い町並みとかは、意外と嫌いじゃない。
途中にあった手湯に手を入れてみる。
お湯の中で、優香の手がちょっと触った。
触ったとこがなんかむずがゆい。
こんな感覚久しぶりだなー。

手湯から上がって、手を拭くときに優香がハンカチを貸してくれた。
フルーツの模様のタオルハンカチ。
もーなんだコイツ、全てが可愛いんですけど!

川原町屋で昼飯にした。
古民家を改装したとかそういうやつなんかな?
レトロな店内でくつろぎながら、パニーニを食べた。
どうでもいいけど、パニーニとかサンドイッチとかって、全然腹に貯まらないと思うのは俺だけか?

川原町を出てから、清水緑地へ。
川沿いを散歩しながら、色んな話しをした。

優香は以前、既婚者と付き合ってたらしい。
つっても、既婚者って知ってて付き合ったんじゃなくて、相手の男に騙されて知らずにだ。
そのうち、男の方がヘタこいて嫁にバレて、優香の職場に慰謝料だなんだって怒鳴り込んできて、結構大変だったらしい。
しかもその男を紹介した友達は、そいつか既婚者だってのを知ってたんだって。
ひでえよな。

それ以来、男の紹介とか友達づてのコンパとかってのが苦手になって、でも彼氏は欲しくて、PCMAXに登録したらしい。
なんで優香みたいな若くて可愛い子が出会い系?って不思議だったけど、そういうことだったのか。
世の中には色んな子がいるんだな。

そのあとは、特に目的もなくオーキッドパークをぶらぶらした。

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TSUTAYAでレンタルDVD見ながら、どんな映画が好きかみたいな話しをしてたらだいぶ時間が経ってしまった。
今度これ一緒に観よー、って優香が指差したのは、なんかやたら作りこまれた3Dアニメーションの映画だった。
笑いあり涙アリみたいなやつ。
興味ないけど、優香となら楽しく観れそう。
つか、俺の部屋に来るってことですか!?
もしくは優香さんの部屋ですか!?

初回からあんまりガツガツすんのもアレかなと思って、その日は早めに解散することにしてた。
俺が探してんのはヤリ目じゃなくて、あくまで彼女(嫁)だからな。

ある程度日が暮れてから、シティタワー43にあるラ・スタシオンていう、こじゃれた洋食屋に行った。
あんまこんな店入らないんで、ちょっと緊張する俺。

4階にあったけど、夜景がなかなか綺麗で、優香には好評だった。
俺がハンバーグを美味い美味い言って食べてたら、
「あたし、ハンバーグ作るの得意だよ。今度作ってあげよっか」
だって!!
よし、明日岐阜市役所に婚姻届出しに行こうな。

この日はこれで解散。
その後またデートして、5回目のデートでウォーターゲートに泊まってエッチした。

gattai

優香は基本細身なんだけど、ただ細いだけじゃなくて、ちゃんとくびれもあって、胸は小さめだけど形が良かった。
乳輪がちっちゃくて乳首は薄いピンク色だった。
神様ありがとう。

なんかやたら舌が長めで、すげーうねうね絡み付いてきて気持ちよかった。
濡れやすい体質みたいで、ちょっとおっぱいイジったらすげー濡れてた。
初めてだし、なるべく前戯に時間をかけてあげようと思ったら、優香が
「はやくぅ…」
っておねだりしてきて、たまらずブチ込んでしまった。
感じてる顔と声があんまり可愛いくて、いつもより早くフィニった気がする。

その日は、ここ数年で一番幸せな朝を迎えた。

asa

優香はすっぴんでも可愛かった。
ちょっと恥ずかしそうにシャワー浴びに行く姿がたまらん。

今では、俺と優香は普通に付き合ってる。
ちょっとくらい性格に問題あってもいいから、可愛い子と結婚したいっていう俺の望みは、このまま順調にいけば叶いそうだ。

…あれ?優香別に性格に問題とかないじゃん。
俺はやっぱり、大当たりを引いたらしい。

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