ジュエルライブ マダムライブ

私は、高校二年生の演劇部員。
至って普通の大根役者。三年生はもう引退だし、二年生が引っ張っていかなきゃならないんだけど、一年が6人、2年が7人・・これで大丈夫なのかな?悩んでる間もなくコンクールが迫っていた。役者も裏方もバタバタで回す。

変わった人だなぁ。

演出と舞台監督なんて大それた役目の私。本当は憂鬱だった。だって私、お芝居下手だもん。でも失敗はしたくない。大会じゃないからって気は抜けないって一生懸命やった。みんなには恨まれてるかも。。

そしてコンクールの日。客席で別の学校の舞台を見ていた。
「なぁ時間遅れてる?」「はい多分・・」「隣いい?」「どうぞ」他校の三年生が白昼堂々お忍びで舞台を観にきていた。しかも高校演劇では名を知らない人はいない位凄い人。
「いやー時計みえない!見える?あれ?」「・・先輩眼鏡かけてますよね。」「伊達ね。変装、変装」「バレてますよ。」「あれーそう?」「はい」「ねぇ緊張してる?」「いえ・・」「〇〇ちゃんの演出良かったよ。あの大根役者ちゃんがこんなに勉強してるとは思わなかったなぁ。ハハ」「大根って・・確かに大根ですけど、、」「わりぃわりぃ。
でも自信持ちな。」ナデナデ。撫でられるなんて思わなかった。「泣かせちゃったお詫びに日曜日、パンケーキ奢るな。」これが切っ掛けでカリスマ役者の先輩と大根役者の私が付き合う様になった。

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