ジュエルライブ マダムライブ

オタクな僕と不遇の美少女が品川で結ばれた

オタクだって3次元の彼女が欲しい。

中学生の時、いわゆるアニメオタクになった僕は、22歳になった今でも、女の子とまともに交際した経験がない。

高2の時に一度だけ、他のクラスの女子に告白されたことがあったくらいだ。
失礼ながら可愛いとはいいがたい子だったけど、告白されたのなんて初めてで、嬉しくてOKした。

3日間一緒に下校した。
4日目に、見知らぬ二人の女子が僕の教室に来て、
「〇〇ちゃんがもう別れたいって言ってるから」
と言われ、僕の青春は終わった。
未だになんだったのかよくわからない。

とにかく、そういうわけで僕はちゃんと彼女ができたことがない。
回りの友達はみんな似たようなオタクばっかりで、彼女のいるやつなんていない。
女友達もいないんで、紹介してもらうあてもない。

僕はそんな状況を打破すべく、ハッピーメールという出会い系サイトに登録した。
何でハッピーメールかっていうと、何を隠そう僕の兄貴がそこで彼女を作ったからだ。

hapime

プロフ設定の時、つい色々と見栄を張りたくなってしまったけど、僕の目的は彼女を作ること。
実物を見てガッカリされるよりはと、なるべく客観的な設定を心がけた。

話には聞いてたけど、世の中にはヤリ目と呼ばれる、セックス目的の女の人が本当にいるんだとわかった。
僕はそういう人との出会いは望んでいなかったので、それっぽい事を言ってきた人には、申し訳ないけど無視機能を使わせてもらった。

足あとを残してくれた人の中から、会えそうな範囲に住んでいる人を選んで、アバターや日記を見て、長考に長考を重ねて、たどり着いたのが美咲さんという同い年の女の子だった。

僕は緊張して最初にバカ丁寧な挨拶をしてしまったんだけど、それがかえって好印象だったみたいで、そのうちLINEで話すようになった。

美咲さんは、東北の出身で、品川で一人暮らしをしながら動物病院で受付の仕事をしていた。
職場がものすごいブラックで、危うく体を壊しそうになったんで、もう辞めたいけど、院長が辞めさせてくれなくて困っている、みたいなことを話してくれた。
僕は大して気の利いたことも言えなかったけど、精一杯彼女を元気付けた。

そうしたら、彼女の方から僕に会ってみたいと言ってきた。
ちょっと困惑したけど、貴重な休みを僕に割いてくれると思うと嬉しかった。

美咲さんは、僕らの現住所の中間あたりで会おうって言ってくれた。
でも、僕は彼女の住んでいる品川まで行くことにした。
仕事で疲れてる美咲さんに負担はかけられない。

会う前に交換した写メの印象では、ちょっとぽっちゃりした子なのかなと思ってた。
会ってみると、ほっぺたがふっくらしてるだけで、体は普通に細くてスタイルが良かった。
笑うとすごいえくぼができる。
童顔で、ネコみたいにぱっちりした目が印象的な女の子だった。

sinagawa

美咲さんは僕を見て、「信哉くん(僕のこと)、写真よりイケメンだね」って言ってくれた。
僕は神に誓ってイケメンではない。
オタクのヒョロメガネだ。
でも、お世辞でもそう言ってくれる子だっていうのが嬉しかった。

品川っていうとオフィス街のイメージしかなかったけど、美咲さんが連れて行ってくれた高輪プリンセスガルデンは、ヨーロッパみたいな町並みのキレイな所だった。
女の子とこんな場所を歩くのは、恋愛ゲームの中でしかしたことがない。
ベンチに座ろうと言われて、僕はどきどきしながら、美咲さんと少し間を空けて座った。

美咲さんは高校の時テニス部で、全国大会まで行ったことがあるんだと言った。
すごい。
僕は運動部に所属したことすらない。
信哉くんは何部だったのと聞かれて、僕は正直に吹奏楽部だったと答えた。
「音楽が好きなの?」
と美咲さんは言ったが、そうではない。

僕の高校は、体育祭で吹奏楽部が生演奏をする学校だった。
そのため、吹奏楽部員だけは、体育祭の出場義務がないのだ。
つまりは、リレーの練習やら何やらをさぼりたいがためだけに入った部活だった。

そう言うと、美咲さんは手を叩いて笑っていた。
僕がオタクなのはプロフに書いてるんで知ってるはずだけど、運動オンチということまでは書いてなかったんで、知られるのは恥ずかしい。
でも、美咲さんはそういう正直なところがいいと言ってくれた。

プリンセスガルデンを後にして、美咲さんと僕はランチを食べにオールデイダイニングというお店に向かった。
僕は食べ放題でこんなお洒落なお店に来たのは初めてだ。

rissyoku

ところで、僕は非常に食が細い。
どのくらい細いかっていうと、昼はコンビニのサンドイッチ1つで足りてしまうくらい。
だから、食べ放題に来てもあまりお得感はない。

それにひきかえ、美咲さんは細いのにすごくよく食べる人だった。
食べるのが趣味なんだって。
僕の5倍は食べたと思う。
そんなに食べてよく太らずにいられるなあと思った。

「信哉くん、あんまり食べない人だったんだね。ビュッフェなんか誘っちゃってごめんね」
って、美咲さんに謝られた。
僕は食は細いけど、だからこそ好きなものを選んで食べられる食べ放題が実は嫌いじゃないんだと言った。
これは美咲さんに気を使ったわけじゃなくて、本当のこと。
コスパが悪いんであんまり行かないけど。
でも、美咲さんは僕が慰めにそう言ったんだと思ったみたいで、信哉くんは優しいねって言った。
本当なのになぁ。

それから、またプリンスホテルに戻って、今度はアクアパークに行った。
女の子と水族館に行くなんて、恋愛ゲームの(以下略

akuapa-ku

普通の水族館と違って、ナイトクラブのフロア(行ったことないけど)に、蛍光に光る巨大なホルマリン漬けの瓶が並んでるみたいなところだった。
(この説明だと全然良く聞こえないと思うけど、すごくキレイだった)
思ったことをそのまま感想にして言ったら、信哉くんて面白いねって笑われた。

イルカショーを観た後、セントラルガーデンを散歩した。
美咲さんが、また少し自分のことを話してくれた。

ちょっと前に付き合ってた彼氏にお金をだましとられたらしい。
事ある事にウソをついて、何度かに分けて少しずつお金をせがまれたんだって。
気がついたらそれが50万近くになってて、返してって言ったらまたウソをつかれた。
最後はなぜか彼氏の方が美咲さんを訴えるっておどしてきて、怖くなった美咲さんはお金はもういいから別れてくれってお願いして、ようやく別れられただって。
ひどい話もあったもんだ。

その事が悲しくて、仕事に没頭してたら、いつの間にか過激な勤務体制を当たり前のように求められるようになった。
辞めたいって言ったら、最初にそういう契約で雇ったはずだって、動物病院の院長にまでウソをつかれたらしい。

「私の周りはウソツキばっかりで、もうイヤになっちゃう」
美咲さんは悲しそうに笑ってた。

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美咲さんが僕のプロフに興味を示したのは、そんな経緯があったからみたいだ。
僕が自分のことを、かっこつけずに正直に書いてたからなんだって。
「LINEで信也くんに仕事のグチを言ってたら、”美咲さんが体を壊してまでまっとうしなきゃいけない仕事なんてないと思うよ”って言ってくれたでしょ。それで、この人だったら会ってみたいなって思ったんだ」
美咲さんはそんなふうにも言ってくれた。
嬉しかった。

セントラルガーデンの後、美咲さんがよくコーヒー豆を買いに行くという、アマメリアエスプレッソというお店でコーヒーを飲んだ。
僕はコーヒーと言えばスタバくらいしか行った事がない。
でもせっかくだからと思って、お店の名前にもなってるエスプレッソを頼んだ。

小人の食器だろうかと思うくらい小さなコーヒカップに、ものすごく苦い液体が入っていた。
「苦そうだね」って美咲さんが言うので、僕は真剣に毒が入ってるんじゃないかと思ったと言った。
そんな僕を見て、美咲さんはまた笑っていた。
美咲さんはジブラルタルっていうコーヒーを飲んでいた。
ジブラルタルといえば、僕にとっては海峡か生命保険会社の名前だ。
美咲さんは僕と違って、ずいぶんお洒落な人だなぁと思った。

夜は、これまた高輪にある、サルマ チッカアンドビリヤニという舌を噛みそうなインド料理の店で食べた。
二人の食べる量があまりにも違うので、僕の好き嫌いを聞いて、美咲さんが適当に注文して、二人で分け合って食べるというスタイルにした。
本格的なインド料理も初めて食べたけど、どれもすごく美味しかった。

美咲さんがたくさん食べてくれるから、僕も色んな料理が食べられて得した気分だと言ったら、
「そんなふうに言ってくれた人、初めて」
って嬉しそうだった。

翌日も美咲さんは仕事だと言うので、その日は早めにお開きにした。

美咲さんはちょっと不遇だけど、とってもお洒落で魅力的な人だ。
今日一日僕に色んなことを話して少しはすっきりしただろうから、もう僕みたいな奴と会うこともないだろうと思っていた。

なのに、美咲さんからこんなメールが届いた。
『信哉くん、今日はありがとう。最近嫌なことばかり続いてたけど、今日はとっても楽しくて、今日一日で信哉くんのことをすごく好きになりました。また会ってくれるかな?』

22歳にして、僕は初めて女の子と付き合うことになるかも知れない。

熊谷でPCMAXを使って出会った30歳の未亡人

春名さんと出会って、世の中には【若い未亡人】てやつが本当にいるってことを知った。

俺は熊谷市に住む28歳のごく普通の会社員。
前の彼女に浮気されて別れて3ヶ月。

PCMAXには前から登録してあったけど、彼女がいる間は覗いてなかったんで、久々にログインしてみた。
なんやかんやあって、ヤリモクの女の子と二人ヤったけど、やっぱり普通の彼女が欲しくて、気の会う子がいないかなって探してた。

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俺は日記を見るのが好きなんだけど、その中に、ひたすら自分が育ててる花のことをネタにしてる人がいた。
それが春名さんだった。

女子力アピールとか、構ってチャンとかそういうのじゃなくて、ただずーっと、今日はこんな手入れをしたとか、こんな花が咲きましたとか、何かの実を鳥が食べに来たとか、そんなこと書いてんの。

最初は、書く場所間違えてんじゃね?って思った。

でもなんか気になって、時々覗いてみるようになった。

ある日、その春名さんがアップした写真の花が、俺が中学の時、生物がかりってやつで毎日世話してた花にそっくりだったのね。
で、なんか懐かしいなーって思って、思わずメールしてしまった。
『日記見ました。ひなぎく綺麗ですね。俺が中学の時、学級花壇に植えてあったデイジーって花と似てて懐かしいです』
って。
そしたら、
『ありがとう、とても嬉しいです。学級花壇なんて、私も懐かしいな。ところで、デイジーと雛菊は同じ花ですよ(笑)』
って返事がきた。
めちゃくちゃ恥ずかしかったけど、そんなきっかけで俺は春名さんとメールするようになった。

春名さんはすごく物腰の柔らかい人で、メールのやりとりだけでも癒されるっつーか、楽しかった。
俺は園芸のネタなんてほとんどなかったけど、家庭菜園やってるばーちゃんからもらったブロッコリーを茹でたら、水面が緑色になるくらい虫が浮いてきて絶叫したとか、そんなくだらない話しを楽しそうに聞いてくれた。

そんなある日、突然春名さんの方から会いたいって言ってきたんで、俺は驚いた。
俺も会ってみたいって気持ちはあったんで、一も二もなくOKした。

春名さんも熊谷の人だったけど、よくよく聞いてみると俺と春名さんはかなり近くに住んでて、荒川を挟んで右と左、くらいの位置関係だった。

小前田の駅で、俺は初めて春名さんと会った。
春名さんはPCMAXには顔出ししてなかったし、会う前に写メ交換とかもしなかったんで、まさしく初見だった。
ほっそりしててキレイ顔なんだけど、表情がちょっと暗いのと、おどおどした雰囲気のせいで、ちょっと暗い感じの人だった。
割と美人なのに、もったいないなーと思った。
「今日は来てくれてありがとう」
って笑う顔も、嬉しいっていうよりホッとしたって感じの表情だった。

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小前田からすぐのとこに、花園フォレストっていう、スイーツ食べながらバラの庭が楽しめます的な趣旨の店があって、春名さんがそこに行ってみたいってリクエストしてきた。
「ずっと来てみたかったけど、一人じゃ入りづらくて」
って言うんで、無神経にも、
「一緒に来る人いないの?」
って聞いてしまった。

春名さんは県外の人で、少し前に埼玉に越してきて、今は親戚の園芸ショップで働いてるんだって言ってた。
家族経営みたいな店だから、同僚もいないし、休みの日は土いじりばっかりしてるから、交友関係がものすごく狭いらしい。

30になったばかりの春名さんが、老人みたいな生活してるのを心配したおじさんおばさんが、友達を作れ恋人をつくれってうるさかったんで、PCMAXに登録したんだそうな。
いいのかそれで…。

で、ヤリモクだの割り切りだのを片っ端からお断りリストに入れてたところ、初めて、曲がりなりにも花の話題で話しかけてきたのが俺だったんだって。
ピエール・ド・ロンサール(フランスの詩人の名前なんだって。春名さんが教えてくれた)でお茶しながら、春名さんからそんな話を聞いた。

残念なことに、この日は俺に仕事の急用が入ってしまい、これでお開きになった。
別れ際、春名さんが何となくさみしそうに見えて、俺はその日のうちに次の約束をとりつけてしまった。
また会って欲しいって連絡したら、春名さんはこっちがびっくりするくらい喜んでくれた。

二回目のデートで荒川大麻生公園に行った。

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春名さんは人の多いところは苦手らしいので、小麦の丘っていうパン屋で昼食を買って、芝生に座ってのんびりした時間を過ごした。
時々、道っぱたの植物の写真とかを撮ってたけど、後日PCMAXの日記でそれを発見した時は驚いた。

ブログとか好きなのかと思ったら、フェイスブックとツイッターの違いもよくわからないんだって。
本人曰く、PCMAXに登録したものの何をしていいかわからず、とりあえず日記を書いてたらそれが楽しくなったんだそうだ。

その後も何度かデートして、プラネタリウム館とかも行った。
春名さんて何気に博識で、荒川公園でも鳥を見つけて「あれはカワセミだよ」って教えてくれたり、星座にまつわる物語とかも教えてくれた。
春名さんの話し方が上手いんで、興味ない話題でも楽しく聞いてられた。

春名さんが未亡人だって聞かされたのは、熊谷のスポーツ文化公園をぶらぶら歩いてる時だった。
旦那は5歳年上の商社マンで、死因は過労死だった。
若くてもある日突然…ってのは本当にあるんだなと思った。

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旦那が亡くなって、春名さんは旦那の親族からすごく非難されたんだって。
あんたが不甲斐ない嫁だから、旦那が過労死なんかしたんだって。
それで、地元に居づらくなって、遠く離れた埼玉で園芸ショップやってた親戚を頼って来たらしい。
春名さんの、いつも人の顔色伺ってるような雰囲気は、その時に身についちゃったんじゃないかと思う。

熊谷に越してきた頃にはすっかり人付き合いが苦手になってて、友達も作らず土いじりばっかりしてたんだって。
PCMAXの日記にアップされてたたくさんの花の写真を思い出して、俺は柄にもなく悲しいっていうか、切ない気持ちになった。
親戚のおじさんおばさんも、そりゃ心配するよな。

ちなみに俺は、この二人に会ったことがある。
春名さんが、部屋に置く本棚が欲しいって言うんで、Bウェーブに一緒に行ったんだけど、買った商品を家まで運んだ時に、ご挨拶させてもらった。
いきなり行って怪しまれるんじゃないかと思ったけど、なんかもーすげー歓迎っぷりだった。

夕飯をぜひともご一緒にって言われて、俺も図々しくお邪魔させてもらった。
若い人の口に合うものが作れないからっつって、わざわざドミノピザをとってくれた。
普段デリバリーピザなんか食べないんだろうな。何をどう注文したのか、3枚のうち1枚が、トラウマになりそうなくらい辛いピザで、皆で辛い辛いって大騒ぎしてるうちに緊張もほぐれて打ち解けた気がする。

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そんで後日、春名さんとあじさい寺に行った時にも、ふと辛いものの話しになった。
俺は以前、やっぱり家庭菜園やってるばーちゃんにもらった唐辛子でペペロンチーノを作ったら、辛すぎて食えなかったって話しをした。
春名さんは、
「きっと太陽の光をいっぱい浴びた唐辛子だったんだね」
って言って笑ってた。
多分わかってもらえないと思うけど、なんかその瞬間、この人のこと好きだなって思った。

今は人と関わるの避けてるけど、春名さんだって多分それじゃダメだって思ってるんだろうし、さみしかったんだと思う。
PCMAXでたまたま出会った、俺みたいな特に何のとりえもない奴と関係を持ちたがるくらい、本当はさみしかったんだと思う。

俺と春名さんはほとんど毎週末会うようになって、おじさんおばさんも、俺のこと親戚の子みたいな扱いをしてくれてる。
春名さんは、前よりちょっとだけ明るくなったような気がする。
俺はまだ自分の気持ちを伝えられてないけど、元々美人なんで、誰かにとられないうちに何とかしなきゃって、最近ちょっと焦ってきてる。

東大阪で出会った19歳のパツキンギャル@ハッピーメール

26の時、色々あって婚機を逃して、あっという間に十年経った。

婚約破棄した後、何人かの女性と付き合ったけど、どれも長続きしなかった。
一人でいる時間が長すぎて、なんかもーこのまま一人でもいいかって気になってた。

だから、ハッピーメールを使ってたのも、出会いを求めてっていうより、暇つぶし感覚が強かった。
不思議なもんで、こっちがガツガツしてないと、女性の方から積極的に会おうって言ってくるもんだ。

hapime

とはいえ、俺は会うのも面倒だと思ってたから、適当にからかって遊ぶだけだったけど。
会う気がないから、相手の住んでる地域とかも気にせず、気が向いた相手とやりとりしてた。
その中にいたのが、綾香だった。
綾香はまだ19の小娘で、ちょっと荒れた生活をしてる子だった。
ウリ目的で出会い系に登録したらしいが、何を間違えたのか、兵庫在住のくせに大阪に住んでる俺に声をかけてきた。
俺が大阪の人間だとわかると、途端に商売っ気をなくしたみたいで、変に媚びるのをやめてフランクに話すようになった。
そんなことから交流が始まった。
綾香は俺の何が気に入ったのか、自分の境遇とかを少しずつ話すようになった。
俺は俺で、「おやじウゼーww」とかストレートに言ってくる綾香を気に入っていた。

gyarukinpatu

そんな綾香と俺は、わけあって5日間一緒に暮らすことになった。
そうなるまでの経緯を要約する。
綾香は、あまり品行のよろしくない友達とつるんでおり、地元でイザコザを起こして、住んでいた家と地元を追い出されてしまった。
ドラマみたいな展開のもと、唯一県外の知り合い(?)である俺に助けを求めてきた。
それからまーとにかく色々あって、とりあえず家に置くことになってしまった。

「ことになってしまった」とか言うと格好つけてるみたいだけど、いきなり家に19歳の少女が転がり込んできて、ラッキー!と思えるのは相当ポジティブか相当アホのどっちかだ。

とにかく、俺と綾香の共同生活が始まった。

綾香は簡単な料理なら出来るみたいだったが、俺は普段自炊しないので、そもそも調理器具がない。
ちょうど家から歩いていける距離に、汎茶っていう、値段も安くて小ギレイなカフェがあって、滞在中、綾香はよくそこを利用してた。

そんな義理もないけど、一応社会人として、朝会社に行く前に食事代を渡した。
綾香はいつも律儀にお礼を言って、俺が帰るとレシートとおつりをくれた。

話しが前後するが、綾香の見てくれは、お人形さんみたいな顔した、ド金髪のギャルだ。
顔が小さくて体は細くて、本当に人形みたいな子だった。
ハッピーメールの登録写真もそんな感じで、相当加工してんなと思ってたら、そのままだったんで驚いた。
地元にいられなくなった理由も、ボス猿的な女の彼氏が綾香にちょっかいかけて、ボス猿を怒らせたとか、そういうやつだったが、まあ納得だ。

そんな外見の子がきちんとおつりとか返すんだぜ。
俺としては、ジャ〇アンがたまに良いことすると、物凄くいいヤツに見える、みたいな感覚だった。

休みの日になって、せっかくだから綾香をどこかに連れてってやることにした。
といっても俺は人ごみが苦手なんで、のんびりしたとこ限定。

なるかわ園地は俺の好きなスポットだったが、さすがに19の子を連れてくる場所じゃなかったかと、着いてから後悔した。

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当の本人は楽しそうで、
「こーゆーとこあんま来た事ない」
と、あちこち歩き回っていた。
若者の体力にはついていけない。
途中でヘバってたら、おっさんだと笑われた。

歩き回って疲れたので、石切温泉の日帰り入浴に入る。
綾香は日帰り温泉は初体験だと言っていた。
まあ、ヤンキーが温泉入ってる図もあまり想像できないからな。
どうでもいいけど、綾香はルックスが抜群な上に、今時金髪なんで、すごく目立つ。
同じくらいの年齢ならまだ良かったけど、俺と綾香じゃまるっきり援交だ。
…まあいいけど。

それから、綾香のリクエストでカラオケZEROに行って、ついでに昼飯を済ませた。
カラオケなんて久しぶりだ。

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綾香はめちゃくちゃ歌が上手かった。
「ジュディマリ歌ってくれない?」
って言ったら、
「ジュディマリって何?」
と言われた。
ジェネレーション…てやつか。
あと、綾香はフォンダンショコラにいたく感激してた。
「やべー!フォンダンショコラやべー!」
…可愛いのに口が悪い。

日も落ちてきたんで、市役所の展望ロビーを見せてやろうと思った。
市役所に入る前に綾香がしてきた質問に、俺はぶっ飛んだ。
「市役所って普通の人でも入っていいの?」

普通の人でも入れる市役所の展望ロビーから見る夜景はいつ観ても綺麗で、綾香もやべーやべーと大騒ぎしてた。

…とまあ、こんな感じで一回デートし、俺の家に5日泊まって、綾香は地元に帰っていった。
問題が解決して地元に戻れることになったわけじゃなくて、地元の友人に預けていた荷物を取りに。
なんやかんやあって、もうしばらく俺の家に住み続けることになってしまったのだ。

しつこいようだが、これでも俺は困っている。
ちなみに綾香の滞在中、俺は一度も手を出していない。
一度、綾香の方から、
「コレしかお礼できないから」
って言って迫ってきたことがあった。
正直迷ったけど、向こうにソノ気があるならともかく、切羽詰って体張ろうとしてる19歳に手は出せんかった。
元々ウリやってた子だっていうのを差し引いてもだ。

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とはいえ、これ以上一緒にいたら、手を出さない自信はないぞ!
この先俺と綾香がどうなるのか、楽しみなような不安なような…。

大分で出会った運命の相手!!

彼女に結婚を迫られている。

なんて言うと、自慢かよとか思われるかも知れんが、俺は真剣に悩んでいた。
今の彼女(結衣)と付き合いだしたのは、友達に紹介されてなんとなくが始まりだ。

正直、顔は好みじゃなかった。
でも俺もイケメンじゃないし、結衣は顔はブサいけど乳でかいし、彼女欲しかったし、俺にはこの程度がちょうどいいのかな、くらいの気持ちで付き合って2年。

そもそも俺の女性遍歴はすごく貧相で、玄人さん以外で言うと、
①高校の時童貞捨てさせてくれたクラスメイト(その後の交際なし)。
②大学入って付き合った彼女(卒業して遠恋になって自然消滅)。
③社会人になって出来た今の彼女。
以っ上!

ルックスで言うと、①ブサ、②まあ普通、③ブサ。
自分のこと棚にあげて酷いこと言ってるけど、自分がイケメンじゃないからこそ、一度でいいから、回りからうらやましがられるような可愛い子と付き合ってみたいっていう願望がずっとあった。
結衣とは、正直性格も趣味も合ってるとは言えない。
このまま安定だけを求めて結婚しちゃっていいのかな、って悩んでたんだ。

結構思いつめてたのかな。
普段出会い系とかやらないんだが、気がついたらワクワクメールに登録してた。

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付き合えないまでも、結婚前に可愛い女の子とデートがしたい!って切実に思った。

探した過程とかは省くけど、かなり色々あったあげく、俺は陽子と知り合った。
同じ大分に住む28歳の女性だ。
俺より1コ上だけど、写真で見ると二十歳くらいに見える。
陽子は可愛らしい見た目に反して、ゲームが好きだったりゾンビ映画が好きだったり、これでもかってくらい趣味がよく合った。
この時点で俺は勝手に運命とか感じちゃってた。

オンラインゲームを一緒にやるようになって、毎晩ス〇イプで会話しながらゲームした。
声がまためちゃくちゃ可愛いくせに、性格はサバサバしてて、話せば話すほど陽子を好きになった。

で、ある時ついに「会いたい」って言ってしまった。
陽子は、意外なくらいアッサリ「いいよ」って言ってくれた。

上野の森口で初めて陽子と会った。
はっきり言って、最初は陽子の外見にひかれた。
でも、話してるうちに人間性とかも好きになってた俺は、陽子が多少ブサイクでも構わないって気持ちだった。
写真は可愛いけど、壮絶な加工がしてあっても陽子ならいいや…とか思ってた。
陽子は、ビックリするくらい写真通りだった。
可愛くて、すっげー清楚な感じ。
肌も綺麗で、二十歳前半にしか見えなかった。

seiso20

俺は今日この時のために生きてきたんだ!!って思った。(真剣)
「毎日話してるのに、こうやって会うとなんか緊張しちゃうね」
って笑う顔がめちゃくちゃ可愛いかった。

俺がメロメロになったって描写はさておき。
まずは大分シネマで映画を観た。
某有名ゾンビゲームを映画化した、例のやつだ。
有名無名に限らず、ゾンビ映画というのは突っ込みドコロが満載と相場が決まっている。
それを観て、あーだこーだとイチャモンをつけて盛り上がるのが正しいゾンビ映画の楽しみ方だと思う。
その点で陽子とも意見が一致していて、俺達は多いに盛り上がった。

天気が良かったので、五車堂でタマゴサンドをテイクアウトして、大分港を眺めながらベンチで食べた。

ooitakou

海がいつもより綺麗に見えるぜ…
とか寒いことを考えてたら、陽子はまだゾンビ映画の話しで盛り上がっていた。
タマゴサンド食べながらゾンビの話しをしてくれる女子とか、そうそういないと思う。
本気で運命の相手だと思った。

腹ごしらえして、水族館うみたまごへ。
デートで水族館はいいもんだ。

suizokukan

あの微妙な薄暗さが真密度を上げる気がする。
陽子は、イルカショーで異様な盛り上がりを見せていた。
イルカが芸を成功させるたびに、歓声をあげて手を叩いてた。
はしゃいでる横顔がまた可愛い。来てよかった。生きててよかった。

水族館を出たらもう夕方になってて、俺達はフェルメという店に食事をしに行った。
タルトとキッシュの店で、一度行ってみたかったらしい。
俺的には、タルトとキッシュってどう違うの?いや、そもそもキッシュって何?って感じだったけど、確かに美味かった。
食後に、陽子はベリーのタルト、俺はガトーショコラを頼んだ。
「そっちも一口ちょーだいっ」
って言って、陽子が俺の食べかけのケーキを…!
惚れてまうやろ!!(もう惚れてるけど)
「こっちも食べてみる?」
って聞かれたけど、俺はブルーベリーが苦手だった。
なんでタルトにブルーベリーなんか載せるんだよパティシエゴルァ!!!!!

最後に、大分ディズニーで夜景を見た。
いい雰囲気になったら陽子が俺に寄り添ってきたんで、思わず抱きしめてしまった。
嫌がられるかな、と思ったけど、陽子はむしろ抱きついてきた。
死ぬなら今がいいって本気で思った。

ooitayakei

陽子は可愛いし、ユーモアもあって、話しててすごく楽しい。
なんでそんな子が出会い系に登録して、しかも俺みたいなのと会ってくれたのか不思議に思って聞いてみた。

陽子が言うには、普段の自分はすごい猫かぶりで、大人しくていい人を演じちゃうんだって。
周囲の人間はそれを陽子の素だと思ってて、いつの間にか自分で作った自分像みたいなのから出られなくなった。
素のままの自分でいられる人と出会いたかった、みたいなことを言ってた。

そういうのって誰しもあるけど、限度を超えると辛いものなんだろうな。
俺とのやりとりの中では、完全に素で接したけど、俺が引いたりせずに楽しく話してくれたから、会ってみたくなったんだって。

次にまた会う約束をして、陽子を送っていった。

次の日、俺は結衣と別れた。
最低だと思われるかも知れないけど、大学の時の彼女も結衣も、「彼女欲しい」って気持ちありきの付き合いで、本当に好きとか愛してるって気持ちはなかったんだと思う。
あのまま結衣と結婚してたら、「俺の人生これで良かったのかな…」って一生思いながら過ごしてただろうし、他の可愛い子が現れたら間違いなく浮気してた。

unmei

陽子とはあれから何回かデートして、今では正式に付き合ってる。
寒いこと言うけど、陽子と出会って、俺は人を好きになるっていうのがどういうことか、初めてわかった気がする。
俺にとっては、本当に運命の相手だったんだ。

PCMAXで出会った天使

最初に俺のスペックを簡単に紹介しとく。

23歳、独身、田舎の団体職員、170cmややデブ。
どちかっつーとブサイクの部類に入るルックスを、黒ブチメガネでごまかしてる感じの、よくいる奴。
名前は圭介ってことにしとくか。

ほんで、俺は同じ職場にずーっと片思いしてる先輩が…
って、ここらへんの話しを長々語ってもしょうがねーか。
はしょって言うと、ずっと片思いしてた先輩が結婚する事になって、俺は次の相手を探すべく、「よし、出会い系サイトやってみっか!」って思い立ったのが始まりだった。

ちな、俺が登録したサイトはPCMAX。

pcmax_ad

こういうサイトの中では最大手らしいな。よく知らんけど。
出会い系とかやったことなかったし、個人情報流出とか架空請求とか怖かったんで、とりあえず大手のとこなら大丈夫だべって感じで選んだ。

ほいでまー、お相手探しを始めたんだけど、これだ!っていう相手が中々見つかんねーの。
相手がどうこうって言うより、俺のスペックが最初に書いた通りだからな。
プロフにも、写真なんてとても載せられなかったけど、いざ会うってなったら、やっぱその前に写メ交換とかするわけじゃん?
写メ送ったとたん連絡来なくなるとか切ないじゃん?
打たれ弱いデブなの…俺。

そんなわけで吟味に吟味を重ねた結果、選ばれたのが、詩織ちゃんていう子だった。
俺が住んでんのが日光市なんだけど、詩織ちゃんは真岡市。
同じ23歳でも、出身は群馬らしいから、会ったらウッカリ高校の同級生だった!!ってこともなし。
栃木の大学入って、そのまま栃木で就職したらしい。

なんかすげー猫が好きで、野良猫保護のボランティアとかにも参加してるんだって。
つか、何気に俺も猫好きだし!
今飼ってるヤツも職場の近くに捨てられてたヤツだし。
↑って話を詩織ちゃんにしたら、なんか一気に高感度上がったぽい。

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「猫の写真見たいな」って言われて、何枚か写メ送って、真密度もアップップ。

んで、まーなんやかんやあって、詩織ちゃんと会えることになった。
事前に写メの交換したけど、拒否らないでくれた。マジ女神や。
詩織ちゃんの写真は…まぁ、写真より会ったとこから書くか。

俺と詩織ちゃんの住んでる場所柄、自然と会うのは宇都宮にしよーってことに決まった。
待ち合わせは何故か八幡山公園。なんか宇都宮タワーに上ってみたかったらしい。

約束の5分前に西入り口に行くと、詩織ちゃんは先に着いて待ってた。
良く言えば清楚な、悪く言えば地味な感じの、真面目そうな子だった。
可愛いとか美人とかってタイプじゃないけど、決してブサくもない。
色白で顔がちっちゃかった。
初めて俺を見て、「圭介君、自分のことデブって言ってたけど、全然そんなことないよ」って言ってくれた。あんたマジ天使や。

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とりあえず詩織ちゃんのご要望通り、宇都宮タワーに上った。
デブにはキツかったけど頑張ったぜ。
「タワー、ちっちゃくてガッカリしたんじゃない?」
って聞いたら、
「小さいけど、高いところに建ってるから遠くまでよく見えるね」
って言って笑ってた。
なんかこう…物事のイイ部分を見つけられる子だなって思った。

そっからしばらく公園内を散策して、お互いの話しとか猫の話しとかして、そんで近くにあるパンケーキファクトリーってとこでメシにした。
普段ラーメン屋とファミレスくらいしか行かない俺からすると、すげーシャレオツなトコだった。
なんかね、各席に西洋の小瓶が置いてあんの!
「なにこれ!?」
って俺が興奮してたら、詩織ちゃんに
「メープルシロップだよ」
って笑われた。
蜂蜜とは違うものらしい。パンケーキにかけて食ったらめちゃくちゃ美味かった。

昼飯の後、ベルモールをぶらぶら。

bellmall

詩織ちゃんはペットショップでテンション上がってた。
服とかにはあんまり興味ないらしい。
まー、俺も着飾る方じゃないし、ファッションに金かけすぎる女って苦手だから、ちょうどいいかな。
詩織ちゃんはシンプルだけど女の子っぽい格好してるんで、俺的には十分だった。

モールを出てから、猫カフェ猫見家ってとこに行った。
きゃわいいニャンコがいっぱいいて、俺も詩織ちゃんもヒートアップしたぜ。
キャットタワーフレンチトーストってのを、二人で一個頼んで食べた。
フレンチトーストを重ねて作ったキャットタワーの上に、猫の形のビスケットが載ってんの。
崩した方が負けね、ってルールで、きゃっきゃしながら交互に食べたよ。
あああああああ!!!デートって感じいいいい!!

その後行ったのは、うつのみや妖精ミュージアム。

yousei

なんか女子が機嫌よくなるスポットだって先輩に勧められたから…。
とりあえず詩織ちゃんが楽しそうだったんで、行って良かった。
猫の妖精っていうのもいて、ケットシーっていうんだよって教えてくれた。さすが猫好き。

最後に8010(パレット)って店でメシ…食事をした。
いや、そんな高級店とかじゃないんだけどね。俺普段餃子ばっか食ってるからね。
詩織ちゃんはさすがにあんまり腹減ってなかったみたいで、少量だったけど、そのぶん色んな話しをしてくれた。
地元に戻らないのは、母親の再婚相手とあんまりうまくいってないかららしい。
そーゆー話ししてくれるのって、ちょっとは心を開いてくれてるからなのかな?

初回のデートはこんな感じで終わって、その後3回会った。
そして…
『今度、圭介君のお家のネコちゃん見に行きたいな』
って言われた。

jibanyan2

俺は部屋を片付け、半年ぶりにネコを洗い、エロDVDの売却に走った。

39のバツイチのオッサンでも17歳年下の彼女ができたサイトがハッピーメール@船橋

嫁と離婚して三年。気づけば39のバツイチのオッサンになってた。

離婚以来、女と関係したのは、会社の飲み会で酔っ払った勢いで、同僚と1回だけ。その後はお互い気まずくなっただけで、展開はなし。
ちゃんとした相手が欲しいって気持ちはあったけど、39で見合いだの紹介だのは正直めんどくさかった。

そういう心境の時、たまたま会社に来てた他支店勤務の後輩から、ハッピーメールというのを教えられた。

hapime

なんでも、その後輩の友達が、ハッピーメールとやらで彼女をつくったらしい。
出会い系なら、知らない人間ばっかりなぶん、気楽な気がした。
彼女ができたっていうのは半信半疑だったが、とりあえず試しに登録だけしてみた。

登録してから二日後、ある女性からメールが来た。
「プロフ見ました。お料理が趣味の男性ってなかなかいないですよね。私もお料理好きなので、良かったらお話ししてみたいです。」
と、書いてあった。
実は俺は料理が趣味なんだが、プロフィールにウソ書いてもしょうがないと思って、ストレートに載せてたんだ。
どうもそれが気に入られたらしい。
相手のプロフィールを見ると、同じ県内に住んでる22歳の子だった。
22歳とか若すぎるわ!と思ったけど、まあせっかくだしちょっと交流してみるか、って感じでやり取りが始まった。

沙希(仮名)は、大学を卒業したばかりで、就職が決まらず家事手伝いをしている女の子だった。
話してるとどうも、世間知らずのお嬢さんて感じだ。
『何で君みたいな子が出会い系やってるの?』
って聞いたら、
『私ってちょっとブラコンで、お兄ちゃんが結婚しちゃって、さみしかったから…お兄ちゃんみたいに話せる人がいないかな、って思って』
という、アニメキャラみたいな返事が返ってきた。

imouto

最初はかなりうさんくさいと思ってた。
けど、沙希は俺の何が気に入ったのか、話してるうちにすっかりガードが下がって、心配になるくらい自分のことをオープンにし始めた。(出身中学とか、食材をよく買いに行くスーパーはどこだとか)
まあそんな流れで、実際会おうってことになるのに1ヶ月もかからなかったと思う。

二人が住んでる地域の間をとって、船橋市でデートすることになった。
中央図書館で待ち合わせとか、初々しすぎて笑えた。
沙希は、そのキャラクターから想像してたよりは落ち着いた感じの、ジャンルでいうとキレイと可愛いの中間くらいの女の子だった。

hunabasi

何も出会い系でこんなオッサンつかまえなくても、いくらでも相手がいるだろ、と思った。
沙希は俺と対面すると、初対面とは思えないくらいなついてきた。
余程お兄ちゃん愛に飢えてたのかも知れない。やっぱりアニメキャラみたいな奴だ。

デートコースは全部沙希が決めた。

まず、アンデルセン公園に行った。
39のオッサンがアンデルセンとかアレだけど、沙希いわく『ナチュラル系の女の子はテンション上がるスポット』らしい。
まあ天気も良かったし、青空と風車を眺めるとか普段しないからな。なんか心が洗われた気分にはなった。

こういうとこの飲食店は値段は高くて味は不味いと相場が決まってるので、昼は公園外で食べた。
ファーマーズバー・スパイスって店で、自家農園とか無農薬野菜が売りのとこ。
沙希がピザとかサラダとかせっせと取り分けてくれて、いい子だなーと思った。

その次に、なんでかわからんが中山競馬場に行った。

keiba

俺はギャンブルしないんで知らなかったんだが、今は意外とデートスポットになってるらしい。
沙希は馬が好きらしいけど、競馬場は男の人と一緒じゃないと入りにくいんだそうだ。
芝生の上を馬がのんびり走ってるのを沙希と眺めながら、料理の話しをした。
22歳とか、正直子供にしか見えないものの、可愛い女の子と笑って過ごす時間は思いのほか楽しかった。癒された。

それから、法華経寺、浄光院、安世院をめぐった。
22歳のチョイスとはとても思えないが、古い建物が好きなんだそうだ。
まあ、たまには寺を見るのもいい。
俺の苦手な某有名テーマパークに行きたいと言われるよりずっといい。

夜は、ラ・ボンタというイタリアンを食べに行った。
沙希は楽しそうに話しをしながら、またしてもせっせと料理を取り分けてくれた。
こういう嫁がほしかったとしみじみ思う。
この店ではデザートが特にウケてた。なんかこう…でかい皿に色んな種類のデザートがちょっとずつ乗ってるやつ。

この日は、晩飯を食べて、しばらくドライブしてから沙希を送っていった。
沙希は俺のことを完全に兄貴の代わりにしてるみたいだったし、俺は俺で、妹がいたらこんな感じかなーって思ってた。

drive

それから、沙希とはたびたびデート(?)するようになった。
勿論健全なやつ。
彼女か嫁が欲しいっていう目的とは違うことになってるけど、これはこれで楽しいからいいかと思ってた。

思ってたんだが。

最近になって、沙希からこんなメールが来た。
『私ね、〇〇さんのこと、お兄ちゃんの代わりじゃなくて、男の人として見てる時があるみたいなんだけど、そういうのって迷惑かな?』

いやいやそんなこと言われたら俺も意識しちゃうんですけど!!!
22歳とか…どーすんの?俺。

既婚者の息抜き岡山市@PCMAX

今日は俺のガチの体験レポートを書こうと思う。
文章とかあんま書かないから、読みにくかったらスマン。

俺は27歳会社員、一応既婚者。
性欲は強い方だけど、嫁が子供生んでからセックスレスになって、毎日無料エロ動画でヌいてた。
でもやっぱりむなしくて、出した後はいつも「何やってんだ俺…」って、すげー冷めてた。

出会い系サイトに登録したのはそーゆー時期で、PCMAXを選んだのには特に深い理由はない。

pcmax_ad

「優良出会い系サイト一覧」みたいなので1位になってたからとか、そんな感じだったと思う。
最初はまあ、こういうサイトにプロフ載せてる女ってどんなんだろー、って感じで眺めてた。
そのうち、県内に住んでて、なんかちょっとオモロイなって子がいたんで、その子と連絡取るようになった。
石原さ〇みに似てますとか、うそくさいアピールが多い中、その子は、
『戸田〇梨香を百発くらいぶん殴ったような顔してますw』
って書いてて、なんかいいなって思った。
顔写真は、ピースサインで顔の一部が隠れてたけど、カラコンも加工修正もしてなさそうだったんで、とりあえずアリだった。

ちなみに俺は岡山県の某市に住んでんだけど、その子は何か事情があって東京から岡山市に引っ越してきたらしい。
旅館で住み込みの仕事してる24歳だった。
名前は真美ってことにしとくか。
某海賊漫画が好きとかそういう話題で盛り上がって、そのうち真美の方から会いたいって言ってきた。
俺がPCMAXに載せてたプロフ写真は、顔出す気あんのか!ってくらい上から撮ったやつで、ほとんど前髪と鼻筋くらいしか見えないようなやつだったけど、真美が言うには「一部でもいいからちゃんと顔を載せてる人の方が安心できる」んだって。

んで、いざご対面てことになった。
昼前に岡山駅で待ち合わせて、まずはご飯食べに行こうってプラン。
真美は約束の日の2,3日前から急に「あたし太ってるから!ガッカリしないでね!」を連発しだしたんで、ちょっと心配になったけど、実際会ってみると別に太ってるってほどじゃなかった。
体はまあ普通で、顔がちょい丸顔かなってくらい。
むしろ俺は女の子はちょっとふっくらしてる方が好きなんで、もうちょい丸めでも全然問題なかったけど。

marugao

ちなみに戸田〇梨香には似てなかった。
どっちかっつーと一般人化+丸顔化した新垣〇衣って感じ。
なんていうか、角度とか表情によってはカナリ可愛かったり、ちょいブサだったり。
真美は俺の実物を、「優しそう」って言ってた。「イケメン」とか言われてないあたり、まあ察してくれ。

岡山市に住んでるものの、あんまし観光とか名物とか知らないって言うんで、えびめしや 万成に連れてった。
デートで行く店って言うよりファミリー向けの店だけど、正直子持ちなんであんまし高い店には行けない。
でも真美は「えびめし初めて食べるー♪」って言って、美味そうに食ってた。

その後、近水園に行った。

kinsuien

岡山っつったら後楽園だけど、あんまり有名な観光スポットに行くと宿泊客と会うかも知れないからって、真美がチョイスした。
なんかキレイな日本庭園で、正直興味なかったけど、久しぶりに『デートしてる!!!』って感じでテンション上がった。
公園とか好きな子にはいいスポットなのかな。真美も「池がきれー」とか言ってきゃっきゃしてて、連れてきて良かったって思った。
嫁と出かけても、子供の面倒見てるか荷物持ちかケンカしてるかのどれかだからな。なんか景色とかいつもよりキレーに見えた(笑)
歩いてたら真美が「手つないでいい?」って聞いてきて、27にもなってドキドキしながら女の子と手つないで歩いた。

それから、オンサヤっていうカフェでお茶した。
コーヒー専門店だけあってコーヒーがうまかった。
真美はあんまりこういう店には来ないみたいで、「ウィンナーコーヒーってウィンナーが乗ってるの?」って、ギャグなのかマジなのか分からない事を聞いてきた。
とりあえず「そうだよ」って答えといた。

winercoffer

男としてはヤれたらいいな~って気持ちは正直あったけど、出来なくてもいいかって気持ちもあった。それくらい楽しかった。
夜になって、芥子山公園ていうマイナーな公園で夜景見て、なんかちょっとイイ雰囲気になって、とりあえずチューだけさしてもらった。

なんか順番逆かも知れないけど、それから岡山駅そばの杏(あん)ていう個室の飲み屋で飯食った。
女の子の好きそうな花とか果物満載のドリンクとか、パンケーキとかあったんで、真美のウケが良かった。
二人用の個室がいい感じに狭くて、真美は酒入るとかなりガードが下がって、かなり密着できた。
Vネックの服着た女の子が隣に座ると、谷間とか覗き放題なんだよな…。

店を出た後、真美を自宅の近くまで送ってって、その日はそれで別れた。
別れ際に、真美の方からチューしてきた。

その後も、また会いたいなって言われて、何度か会ってる。
ホテル行ったのは三回目のとき。
思ったより着やせするタイプだった。
真美は、「あたし男の人にしてあげるのが好きなんだ」って言って、頼まなくてもフェラしてくれた。
あんましテクはなかったけど、一生懸命してくれてる感じが最高だった。

fera

多分、都落ちして地方で働いてる子って、頼れる相手とかいなくて寂しいんだと思う。
俺はイケメンじゃないし、金もないし話しが上手とかでもない。
でも、真美はそんな俺と一緒にいて楽しいって言ってくれる。
あ、ちなみに真美は俺が既婚者なの知ってる。
でも、「しゅーちゃん(俺のこと)の息抜きになれれば嬉しいよ」って言って、多くは求めてこない。
あかん、なんかもー俺の方がマジになりそうだ。

25歳恋愛経験なしのおれがナースと結婚?!ホントかよw@ワクワクメール松山市

中学から10年以上付き合ってきた彼女と別れた。
このままコイツと結婚するんだろうなーとか、勝手に思ってたけど、ある日突然LINEのメッセージであっさり振られた。

俺がどのくらいショックだったかとか、傷心したかとか、どれくらい酒を飲んだとか、それを書いてると本題に入る前に半日くらい浪費しそうなんで割愛する。
とにかく、彼女と別れて気づいたんだが、25歳の俺の恋愛スキルはほぼ0だった。

まあそれも当たり前で、回りの奴が色んな女子相手に経験値稼いでる時に、俺は同じ相手とずーっと付き合ってたわけだから。
25にもなってデートの誘い方もよくわからんとか、本気でヤバいと思った。俺が女子ならドン引きするレベルだ。

で、まあ結論から言うと、俺は出会い系サイトに手を出した。
恋愛経験値稼ぎとか言ったらそれこそドン引きされそうだけど、正直、出会い系やってるような女相手になら失敗してもいいやって気持ちだった。
前にツレの兄貴がそのワクワクメールってサイトで実際出会って「3人ヤった」とかいう話しをしてたんで、そこに登録した。

wakuwaku_bana

色んな女の子のプロフ見て、最初はエロい感じの人とばっか連絡してた。
初めて会ったのは絵里っていう今治に住んでる女で、完全に金目的だった。
「ホ別二万(『ホテル代は別途こっち持ち』『二万でヤれる』って意味な)だけどいいかな?」って言われて、なんかそういう専門用語に萎えた。(ヤったけど)
顔はブスだったけど巨乳だからまあいっかと思ったのが間違いだった…。
南高井のオリオンてラブホで、俺は巨大な黒い乳輪に遭遇した。
女の乳首ってあんなに黒くなるんだな。
今思うと子持ちだったのかも知れん。
とりあえず顔+おっぱい見てるとイケそうになかったんで、バックで終わらせた。ちなみにフェラなし。
これで二万か…。とか、すげーむなしくなって帰った。
その後も何人か、金目的やヤリ目的の女とヤったけど、やっぱり普通に付き合える子と会いたいなって思って、そういう子を探すようになった。

美由紀は、松山市内で医療関係の仕事してる子で、当時22歳だった。
5年付き合ってた彼氏と別れて、でもコンパとか紹介とかは苦手で、誰か話し相手が見付かればいいなって気持ちで登録したんだって言ってた。(どっかで聞いたような話だ)
1ヶ月くらい連絡取り合って、そのうち会おうって事になった。
「最初(のデート)は暗くなる前に帰ろうね!」って念押しされたけど、ちゃんと警戒心持ってる子なんだなって思った。

iryoukankei

写真では口元しかわからんかったけど、実際の美由紀は、なんかすげー清楚で可愛らしい子だった。
つっても芸能人みたいな感じじゃなくて、素朴な感じ。なんでこんな子が出会い系とかやってんの??って思った。

大街道の駅で待ち合わせして、まずシネマサンシャインに映画観に行った。
アイドルが主演のホラーで、映画自体はクソ級だったけど、1コのポップコーン二人で食べたり、感想言い合ったり、これぞデート!って感じだった。

映画の後、近くのチャーリーズベジタブルって店でランチした。
初めて入ったけど、店内とかフツーにオサレな感じで、デートでも使える店だった。
美由紀は細いのに意外と食べる子だった。
後から聞いたら、仕事が看護師だから食べて体力つけないと体が持たないんだって。

bansuisou

そっから萬翠荘に行った。俺は遠足だか社会見学だかで行ったけど、美由紀は行ったことなかったらしくて、すげーきゃーきゃー言って盛り上がってた。
なんか女ってヨーロッパとか好きだよな。まあキレイだったけど。
あ、ここで初めて手つないだ。
え、何コレ本当に人間の手?ってくらいやわらかくて、めちゃくちゃドキドキした。
「〇〇くんて指が長くてキレイだね」って言われた。
なんか知らんがすげー照れた。

ほんで、最後はキスケボウルでボーリングした。
ボーリング自体がどんなだったか正直よく覚えてない。
なんでかっていうと、美由紀がひざ上くらいの短さのヒラヒラしたスカート(フレアスカートというらしい)はいてたからだ。
みんな!!女がフレアスカートはいてたらとりあえずボーリングだ!

まあ最初のデートはこんな感じで、その後美由紀とは何度も会うようになって、二年経った今でも付き合ってる。
ていうか、結婚の約束をしてる。

yubiwa

今の一番の悩みは、お互いの両親に紹介する時、「どこで知り合ったの?」って聞かれたらなんて答えようかってこと。
まあ、幸せな悩みだ。

大阪豊中市でキレイ系とやれた!短期出張もいいもんだなwちなみにワクワクメールw

半年くらい前に仕事の関係で
久しぶりの短期での出張を命じられ、
大阪への3ヶ月間の出張していた。

今年35歳になる僕は、短期出張は何回も経験していて、
その度に、出張先の繁華街へ仕入先や客先と繰り出していた。
接待されたりしたりで、今まで色々な夜のお店を経験してきたけど、
やっぱり素人がいいなぁという願望が大分増していた。

今回の出張先は大阪豊中市ということで、
阪急豊中駅の近くのマンスリーマンションで3ヶ月間暮らすことになった。
豊中市は大阪都心部に近いわりに住みやすく、
街を車で走ると大きい家が並ぶ閑静な住宅街もあり、
結構お金持ちが多い印象がある。

治安も良くて梅田に遊びに行くにも電車で20分くらいなので、
かなり良い街だと思う。

toyonaka

豊中自体には大きな繁華街は無いので、正直土日は暇。。
梅田まで出て遊びに行く元気も無かったので、
試しに出会い系でもしてみようかと思い、
よく見かける広告の中でわくわくメールというサイトに登録してみた。

wakuwaku_bana

出張先なので何も気にする事もなく、
プロフ画像やプロフの内容は事細かに記入した。笑

プロフ検索で大阪府全体で検索してみたら、
あまりに数が多いので、豊中市に絞って選ぶことにした!
夜8時くらいから探し出したので、ログインしている人が多く、
かなり選びがいがある。。。

プロフ画が無くて、見た目は分からなかったけど、
プロフではキレイ系のOLと書いてあるYちゃんにメールしてみた。

しばらくすると返事が返ってきてた!
ちゃんと返事が来たので喜んですぐにまた返信した。笑
すると、数分でまたYちゃんから返事がきた。
結構暇しているのかなと思い、
今日は何してるんですかー?と聞いたら、
やること無くて暇してるの笑。とのこと。

じゃあ遊びに行こうよ!と聞くと、
化粧ほとんどしてないけどいいかな?と聞いてきた。
いきなりすっぴん見せるのかこの子は?笑
と思いながらも全然良いよ!と返事をしておいた。

Yちゃんは服部天神駅近くに住んでいるらしく、
駅まで車で迎えに行こうか?というと、
来てくれるの?めっちゃ助かる!と喜んでた。
会社で借りてる車だけどね。。笑

10時に駅で待ち合わせをすることにして、
LINEも交換出来た。

完全にくつろぎモードの服だったけど、
身だしなみを整えて勝負服を選んで、Yちゃんを迎えに行った。

hattoritenjin

ちっちゃい駅なので停めるところに困ったけど、
なんとか路駐して、連絡を待つことに。
正直顔も分からないのでどんな子が来るのかドキドキだった。。
するとLINE通話がかかってきたので、
停めている場所を説明すると、
路地の角から、それっぽい正にキレイ系の女の子が
電話しながらやってきた。

これはいいかも♪と思いながら、
ドアを開けてあげて、迎え入れた。
はじめまして、Yです!
顔もすっぴんなのに結構可愛い!可愛い寄りのキレイかな?

toyonaka_women

Yちゃんはきさくな子で、初対面にも関わらず
俺にいろいろ質問をしてくれて、会話も弾んだ。

とりあえず行き先も無くドライブを続けていたので、
どっか行ってみたいところある?と聞いたら
夜景が見たい!とのこと。
土地勘が無いのでどっかいいとこあるかなぁ~?ってつぶやいていると、
千里川という川沿いから見える大阪空港が凄く良いらしい。
さっそく向かってみる事にした!

車で10分くらい走ったら、すぐ大阪空港が見えてきた。
Yちゃんのオススメスポットに行ってみると
結構カップルやカメラを持った人がいる。

夜の大阪空港はとても綺麗で、しかも千里川沿いだと
飛行機の離陸が目の前で見れるのでかなり迫力もある。
その代わりうるさいけど。。笑

oosakakukou

夜って事もあって、足場が見づらいので、自然とエスコートする時に
手を繋ぐことが出来、しばらくそのまま飛行機を眺めていた。
めちゃめちゃドキドキした。。。笑

30分くらい居たところで、立ち見もつらくなってきたので、
またドライブを再開することにした。
Yちゃんはドライブの助手席がよほど好きみたいで、
ドライブ楽しいなぁ。。。って終始ニヤけていた。笑

今度は街の夜景を楽しむ為に、阪神高速に乗って、
大阪都心部まで一気に向かうことにした。
梅田が近づくにつれての高層ビル郡は圧巻で、
Yちゃんはキレー!!ってかなり喜んでいた。

ドライブの中で、僕か出張中であることを知ると
少し残念そうな顔をしていて、胸が苦しくなった。。。

とてもいい子だったので、出張が終わってからも、
定期的に連絡を取っていたけど、東京と大阪の距離は
簡単には埋めれないので、少しずつ連絡が疎遠になってきて、
今ではもうメールをしなくなってしまった。。

出張先で女の子を探した事に少し後悔していたので、
結局、今住んでいるところ周辺でいろんな女の子と
連絡を取り合っています。笑

距離のハードルはなかなか高いので、近場で探すことをオススメします。

三連休に宮崎市内で出会った食いつきのいい女の子!@ワクワクメール

先日、仕事が忙しくなる一方の中、
久しぶりに三連休をもらえることになった!
生まれも育ちも、就職してから今までも
ずっと宮崎市内の実家から出たことがなく、
彼女も大学時代に1人だけ
一年付き合って別れた子がいただけ。

ほとんど女性経験がないまま、
いよいよ来年30になる。。

地元の友達も1通り結婚して、
子供もいる奴ら結構いる。
正直、俺1人だけ遅れている。

地元の友達の紹介も底をつき、
同僚の合コンも弾切れ状態の時に、
ふと出会い系でもやってみようかと
興味本位でアプリをインストールしてみた!

wakuwaku_bana

2ちゃんまとめアプリとかの広告で、
色んな出会い系が出てくるけど、
とりあえずよく見るワクワクメールっていう所にした。

予定のない三連休なので、昼までグダグダしながら
ずーっと出会い系アプリをしていた。

大手サイトのためか、とにかく女の子がたくさんいる!
しかも可愛い子で顔出ししている子もめちゃくちゃいる!
流石に福岡とは比べ物にならないかもしれないが、
書き込みも結構多い。

wakuwaku_kensaku

とりあえず第一印象は顔から!ということで、
宮崎市内の女の子でプロフ画像を
載せている子にターゲットを絞った!

10代から30代まで色々良さそうな女の子がいたので、
何通かメールしてみた。
「こんばんは!宮崎市内住みの会社員です!
よかったらメールしませんか?」
と当たり障りのない文章を送ってみた。

帰ってくるかなぁと思いながらも、
30分くらい漫画を読んでると、1通だけ返事が来てた。

相手の女の子は同じ宮崎市内で
看護師をしているSちゃん。
24歳で地元も宮崎市だった。

最初はどういうやりとりを
すればいいか全くわからなかったけど、
結構Sちゃんは、色々俺のことも
聞いてくれてすごくメールしやすかった!
いっちょ前に恋愛トークとかしたりして、
Sちゃんの好みをいろいろ探ってみた。

Sちゃんは数ヶ月前に彼氏と別れたばかりで、
興味本位で出会い系を始めたらしい。
結構年上好きで甘えたいタイプなので
俺に結構あってるなぁって勝手に思った。笑

三連休だけど、やることがないって話をしていたら、
せっかくの休みなんだから
どこか出かければいいのに!っていうから、
じゃあ出かけるからつきあってよー
って冗談ぽく言ったら、
予定空いてるから良いよ!とまさかの返事。

結構俺のこと気に入ってくれてるのかな?
と思いながら三連休の中休みの土曜日に
遊びに行くことになった!

Sちゃんはドライブが好きみたいで、
ドライブに行きたい!と言うので、
ほとんど助手席に女の子が乗ったことの無い
愛車で迎えに行くことになった。

Sちゃんは加納駅近くに住んでいて、
駅前まで迎えにきたんだけと、
集合時間の30分前についてしまった。。。

これは結構待つかなぁ、、、と思っていたけど、
Sちゃんは待ち合わせ時間15分前に来た!
プロフ画像通りの綺麗系。
少し緊張しながら、車に招くと
「はじめまして!緊張しますね!笑」
と、こっちのほうが緊張してるよ!笑

kangosi24

いざしゃべりだしてみると結構自然な感じで会話ができた。
趣味とか、好きな食べ物とか、好きな男の子のタイプとか。
行き先は決めていなかったのでとりあえず国道220号沿いを
適当に南下することにした。

30分くらい走らせてると、
地元でもそこそこ有名な堀切峠についた!
とてもいい天気だったので、
二人とも降りて景色を見ることにした。
久しぶりの女の子と二人でこういう所にデート気分で来たので、
すこしテンションが上がってしまってにやけていたと思う。。笑

horikiri

すごくいい景色で二人とも大満足だった!
周辺には道の駅フェニックスがあったので、
そこで昼食を取ることにした。

初対面の人といきなり食事っていうのもかなり緊張したが、
俺は安定のカツカレーを頼んで、Sちゃんは煮魚定食を頼んだ。
お互いにもらいあったりしながらめちゃ楽しいランチだった!
しかも地元だったのであんまり行かなかったけど、
道の駅ってご飯が以外にも美味しい。。

お腹も満たされたところで、道の駅を出て再び220号沿いを南下した。
小1時間くらい走らせていると日南市まで来た。
日南市にはサンメッセ日南というなぞのスポットがある。。
イースター島の認定を受けたモアイ像が並んでいるのだ。笑

moai

入場料700円と、高いのか安いのか分からないけど、
せっかくSちゃんと来たんだし、寄って行く事にした。
他にも色鮮やかなヴォワイアン像というものもあり、
かなりマニアックなスポットだなと改めて思った。。

日南市で折り返し、今度は北上して宮崎市内まで戻ってきた。
市内のラウンドワンでカラオケしたり、ゲームセンターで遊んだり
ボウリングしたりとめいっぱい遊び尽くした!
Sちゃんもすごく楽しそうだった!

結局0時前まで遊んでしまったが、
Sちゃんを駅まで送ることになった。帰り際には
「とても楽しかったです!また遊びに行きましょう♪」
って言ってもらえて本当に嬉しかった!

まだまだ出会ったばかりだけど、
これからもっと仲良くなれそうな気がする。
久しぶりに彼女が出来そうな予感。。。

kappuru

味をしめてアプリで他の女の子ともメールしちゃっているけど、
やっぱりSちゃんが一番お気に入りなので、
頑張って彼女にするぞ!!